【一発合格】AZ-305: Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計 勉強方法
「試験 AZ-305: Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計」に一発合格したので、学習方法や所感を記録します。
AZ-305はAZ-104に続くAzure管理者向けの上位資格で、合格することで「Azure Solution Architect Expert」に認定されます。
出題範囲を見てわかる通り、AZ−104とほぼ同じです。受けた感想としては104より細かい出題が多かったです。
なので実際に業務でAzureを触っている人でも練習問題を解いておくことが望ましいです。 以降、実際に行った学習方法やその期間を記載します。
勉強方法
①AZ-104の参考書を一周読み直す。(1週間)
前回104試験を受けてから半年以上経過していたため、復習がてら当時の参考書をさらっと一周読みました。 305試験本番でもFile Syncやデプロイスロットなど、104で出題されていた問題を見かけたためやっておいてよかったです。
②Udemyで購入した試験対策問題集を3〜4周解く(3週間)
私の受験時にはAZ-305の日本語教材・問題集が存在しなかったためUdemyを利用しました。 日本語訳されている問題集を購入して9割越えするまでひたすら解き、3〜4周した頃に全部の試験で9割越えたので、本番試験に臨みました。
評価が比較的良い問題集をセール時に1,600円ほどで購入しましたが、日本語訳があやしい、解答間違い、解説不足など正直微妙でした。
おそらくどれも似たり寄ったりですが、購入時は評価をよく読むことをおすすめします。
私の購入したものに関しては本番で同じ問題がいくつか出題されたため、まあ結果オーライでした
③Microsoft Learnで苦手箇所を重点的に補強(1〜2週間)
上記のUdemyと並行して、わかりづらい箇所はMicrosft Learnで学習しました。
試験範囲を全て取り組むと膨大な時間がかかるのと、試験問題が解けるようになるためのツールではないので苦手箇所のみやりました。
私は練習問題だけではAzure Storage、Azure SQLなどの各サービスの細かい特徴を覚え切れなかったので、この辺りを中心に取り組みました。
試験結果
得点は807/1000 で、分野別の正答率は下記の通りです。
どの問題が正解/不正解だったかはわかりませんが、スコアレポートによると「ビジネス継続ソリューションの設計」が高く、「インフラストラクチャソリューションの設計」がやや低い結果になっていました。
また、上3つは他の受験者と比較して優秀だったことがわかります。
おわりに
Azureの上位資格を取得できたので、次はネスペやDBスペなどのIPA高度の未受験分野を学習をしようかと考えています。
【一発合格】AZ-104: Microsoft Azure Administrator合格体験記
2022年6月に合格したAZ-104: Microsoft Azure Administrator試験について記録します。 これから受験を考えている方はぜひ参考にしてください。
受験に至った経緯
一年前に業務でAzure環境構築の機会があり、Azureとはなんぞやを学ぶためにAZ-900を取得しました。
ただそれ以降も、VMの構築・運用といったいわゆるオンプレでもできることしかやっておらず
PaaS等パブリッククラウドならではの機能理解のためAZ-104の取得を目指すに至りました。
試験概要
公式サイトからの引用した試験内容です。
試験範囲や出題形式は定期的に見直しがあるため受験前に公式サイトを確認しておきましょう。
この試験の受験者には、仮想ネットワーク、ストレージ、コンピューティング、ID、セキュリティ、ガバナンスなど、組織の Microsoft Azure 環境の実装、管理、監視に関する専門知識が必要です。 Azure 管理者は多くの場合、組織のクラウド インフラストラクチャを導入するための大きなチームの一員として働きます。 また、Azure 管理者は他のロールと連携して、Azure ネットワーク、セキュリティ、データベース、アプリケーション開発、DevOps ソリューションを提供します。
小難しいことが書いてありますが、筆者は普段AzureはVM構築のネットワーク設定くらいしかしていません。 それでも対策をすればそれほど難なく合格できたので参考にしてください。 求められる能力は異なりますが、応用情報よりも楽です。
試験結果
得点は838/900で合格。700点が合格ラインのため比較的余裕を持って合格できました。 得点分布は下図の通りで、業務で触っているリソースのデプロイと管理が高得点でした。
試験対策にやったこと
■勉強期間
2か月で40時間くらい。合格のみを目指して、だらだらMicrosoft learnをやらなければ20時間に短縮できたと思います。
■勉強方法
下記3つの対策をしました。それぞれ解説します。
・市販テキストで知識固め
・Microsoft Learnの仮想環境を用いた演習(省略可能)
・Udemyの過去問演習
市販テキスト
AZ-900受験時にお世話になった、リックテレコムから出版されている下記問題集を購入しました。
各章末ごとに10問ほどの復習問題と、巻末に全章の内容を含めた本番想定の演習問題があるのでこの本だけである程度形になります。
知識パートは2周、問題部分は100%正解できるまで何週も取り組みました。
合格対策 Microsoft認定試験AZ-104:Microsoft Azure Administratorテキスト&演習問題
合格対策 Microsoft認定試験AZ-104:Microsoft Azure Administratorテキスト&演習問題 | 吉田薫 | 工学 | Kindleストア | Amazon
Microsoft Learn
資格を取得するだけではなく、実際にAzureを使えるようになりたい!という方にはMicrosoft Learnに取り組むのがおすすめ。
MSアカウントを登録するだけで、無料で実際にAzureを操作しながら試験範囲を学ぶことができます。
※真面目に全部取り組むと20〜30時間かかるので、重点的に強化したいパートのみ学習するでもOKです。私は始めから取り組み途中で挫折しました。。。
Udemyの問題演習
もう少し他の問題で演習をしておきたかったので、Udemyの試験2回分問題集(日本語版、解説付き)の講座を購入し、90%以上得点できるまで4周程取り組みました。
Udemyではこの手の資格問題演習系の講座が多数アップロードされており、定価で2,400円、セール時に購入すればだいたい1,600円くらいで買えるのでおすすめ。
セールはよく開催されているので、お金を節約したい方はセール時まで待って買うのもいいと思います。
いくつか候補があると思いますが、直近の試験範囲をカバーしていて、かつ評価が高く自分が受ける言語(日本語)で提供されているものを選択すれば良いと思います。
私が購入した講座は新規購入不可となっており、おそらく試験範囲や出題形式の変更の影響ですね。
まとめ
AZ-104はAZ-900を取得してもう一歩スキルアップしたい方にはおすすめの試験です。
私はMS Learnで実際にAzure環境を操作したことで、業務で新規の実装を検討する際に実際に手順を想像することができるようになったので、結構ためになりました。
次はAWS等他のクラウドサービスの勉強をしようかと考えていましたが、実際他のパブリッククラウドもできることはほぼ同じなので、それならば一気通貫でAzureの上位資格を取得を目指そうかと検討中です。